黄昏に。

書店に行きたい人間がここにいます

本が好きです。ここ数年、まったく本を読んでないけど本が大好きです。

なぜなら本が好きだから。

 

 

本っていろんな知識や体験を与えてくれる素晴らしいものだと思います。

人生で一番本を読んでいたのはおそらく小学生のとき、休み時間になるたびに図書室にこもって時間を潰していました。おかげで図書室のほとんどの本を完読。

 

スーパーに内蔵された書店を意味もなくウロついて不審がられたり、本を取り寄せてもらったこともありましたが、数年前を境にただの空きテナントになってしまいました。

今では30分以上歩かなければ本を買えません。世知辛い世の中です。

 

 

 

「近くに書店がないなら、アマゾンを使えばいいじゃない」って人もいるだろうけど、通販で本を買うのと、書店で本を買うのとでは話が全然違うということを分かってほしい。

書店に行けば目のまえに本が並んでいて、手にとって重さや触り心地を感じたり、書かれている内容を確認したりと、いろんな情報を買うまえに入手できます。

 

この、本を買うまえに内容を確認するって作業がすごく大事なんことなんです。

服を買うまえに試着するのと同じで、「どんな本なんだろう?」と雰囲気を味わう必要があるんですよ。そうすることで、自分に合う本かどうかを判別できるのです。

 

それが通販ではできない。なんてことだ!!

 

 

数年ものあいだ本を読んでいない人間がなぜこんな話をしたのかというと、「巨大書店で宝の一冊を探せ!本屋ダンジョン」というオモコロの記事がめちゃくちゃ面白かったから。

人は本を買うときに何を考え、どう行動しているのか?

それがよぉ~~~~く分かる記事です。

 

もうね、読むまえから楽しかった。

だって書店にダンジョンだよ? 面白くないわけないもん。

 

そもそも書店をダンジョンに見立てるなんてすごくないですか!?

書店に行くだけでワクワクするこの気持ち、本を手に取るドキドキ感、言われてみればダンジョンですわ。本って宝物なんだよ。なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう。

オモコロライターさんってやっぱりスゴいなぁ。まさにアイデアの宝庫だよ。

 

 

今回はこちらの記事の感想を書くだけのブログです。

omocoro.jp

 

 

 

フロアマップを見ると楽しくなっちゃう

舞台は池袋のジュンク堂本店。

まずフロアマップが紹介されるのですが、このフロアマップを見るだけで脳汁が溢れて止まりません。めちゃくちゃ楽しそう~~~~!!!!

どこから行こう、どんな本が置いてあるんだろう、好みの本はあるかな?

ここはさながらディズニーランド、これからのことを想像するだけで楽しい気持ちになります。いや、むしろディズニーランドよりもワクワクすること間違いなし!

とりあえず、どこから行きます?

イラストや絵画は好きだから見たいし、化学やIT、心理学にも興味があるし、ラノベを含む文芸作品は絶対に読みたいジャンル。

でもでも話題になってる本や書店員のオススメ本も気になるし……。

 

全部行きたいですよね。どこもあますことなく、1フロア1時間は堅いです。

濃密そうな1~3Fには3時間くらいかけたい。それでも足りないかも。

 

 

 

さて挑戦者は3人。

ダ・ヴィンチ・恐山さんはオモコロチャンネルでもおなじみ、編集部の方。

作家ということもあり、私が一番気になっている人物です。

 

神田さんは……ごめんなさい分かりません。でもゲームの攻略本の記事は好き。

 

原宿さんはオモコロの編集長であり、元本屋の店員。店員視点の面白い話をしてくれたり、編集長なだけあって紹介も上手い。永田さんについでヤバイ人だと思ってたけど、この記事で印象が変わりました。

 

 

今回は制限時間が40分というわけの分からない設定なので、全てを見ることはできないのが残念。開店時間に間に合わせるために仕方ないことだとは分かっているけど、もっと時間がほしかった……。

 

 

最上階から行くのが通なんだ

まず驚いたのが、恐山さんと神田さんが9Fから降りていったこと。

大きい書店にはあまり行ったことがないけど、アニメイトなんかに行ったときは1Fから見ていって最上階へ上がっていくスタイルなのでこれには驚きました。

 

たしかに、どの書店でも人気の作品や読みやすい本が下の階に置いてあるし、上の階から見ていったほうが効率が良いかも……。時間制限があるとなればなおさら。

全部見たい人からしたら1Fから登っていくか、最上階から降りていくかの2択しかないんだから、見る量が少なそうな最上階から降りていくというのは理にかなっています。

地下フロアがある場合は、なおさら最上階からのほうがスッキリ気持ちよく見れる。

 

 

やっぱり普段から本を読んでいる人の考え方は勉強になるなぁ。

ついでに営業の勉強もできたし、オモコロってスゴい!

 

 

あるある「背表紙に引き寄せられる」

本って平積みにされているものよりも本棚に整然と並んでいる場合が多いので、最初に目に入ってくるのが背表紙なんですよね。

その背表紙が訴えかけてくるものが多いほど、手にとる可能性もばく上がりします。

 

私は文庫本を買うことが多いので、背表紙のインパクトというよりはタイトルの印象で選びますが、単行本の場合はそれに加え背表紙やロゴのデザインに惹かれて手を伸ばします。

この手にとってもらうってことが本にとって一番重要なポイント。手にとってもらえなければ買われることもないのだから、背表紙の重要性は計り知れません。

手にとったら表・裏表紙を観察してから本を開く。あとは恐山さんとほぼ同じ手順です。

 

文芸作品だと裏表紙にあらすじが書かれていることも多いので、ここは必ずチェックする場所。興味のある単語が書かれていれば購入意欲はぐんと上がります。

次に目次。目次はどんなことが書いてあるかの指標になるし、ページ数まで分かるっていう万能ページ。ここを見ないで買う人っているんですか? 信じられない。

 

それから内容をパラ見します。

私の場合、キーワードを拾うというよりは文体をチェックする意味が大きいですね。

好みの文体でないとどんなに興味のある内容でも読めないので、絶対に確認します。

それと冒頭と巻末は必ず読む。ネタバレOKの人間なので、どのように締めくくられているかをチェックできるという利点が備わっていますね。

これでプラマイゼロかな?

 

 

いろんな本を見れる良さ

書店に行く楽しみや良いところってたくさんあって、ワクワクするのもそうなんだけど、普段読まない本を見れるっていうのが一番だと思う。

ネットで見るときって興味のある本しか探さなくないですか?

でも書店なら否応がなしにそこに本があるわけですよ。見たくなくても目に入ってくる。

好きな作品を見たついでに興味のない棚も見たりして。

興味ないはずの本にもワクワクできるのは書店だからこそなせるわざ。書店マジックです。

 

気に入った本が置かれている周りは重点的に攻めるっていうのも書店あるあるです。

良い書店っていうのはジャンルだけでなく内容の近いものを並べてくれているので、1冊でも気に入ったものがあればその棚は好みの宝庫かもしれません。

この、好みの作品が芋づる式にたくさん見つかるかもしれないという高揚感、これも書店にいく大きな利点でしょう。

だからこそ書店に行きたい。本は書店で買いたい!!!

 

 

特集の棚を楽しめるのもまた書店の良いところ。

売れ筋が置いてあるコーナーだから見る人の多い場所だと思います。

ここに売れてるものを置いているだけか、書店員が読んで面白かったものを置いているかでどんな店かが大体分かります。

本の並べかたひとつとっても、工夫がしてあるのか、ただ平積みになっているのかで書店員の熱意を計れるんですよね。

まぁ流行りに興味がないどころか、流行ると興味が遠のく性質を持っているので、あまりじっくり見たことが無いんですけどね……。表紙をツーっとなぞるくらい。

 

 

他にもあるあるや感心したことがいっぱい

全部書いていたらとんでもない字数になってしまうので、あとは箇条書きでまとめます。

 

・ポップや帯はつい見てしまう

大事なことは大体ここに書かれてる。

とくに書店員さんの趣向がつまったポップは読んでいて楽しいので、ぜひ見てほしい。

 

・本に集中しすぎて他が目に入らない

あるあるあるあるあるすぎてやばい。

そもそも書店に行く人なんて本が好きな人決定なんだから、あんなに本が並んでたら本しか目に入らないのは当然でしょ。夢中になりすぎて壁に激突したことだってあるんだから。

 

・本の凹みにそんな意味があるとは知らなかった

本が棚の縁きっかりに置いてあるか、奥に押し込まれてるかで人気の本が分かるってやつ、一番驚いたポイントかもしれない。

本がバラバラになってるのが気持ち悪くて全部揃えたりしてたんだけど、めちゃくちゃ悪いことしてたじゃん。こんなところで自分の罪を暴かれるとは思いませんでした。

 

 

 

ってことで、知らないうちに罪を犯していたことが明らかになったところで終わります。

悔い改めて、次からは見たものだけ押し込むぞ~!