『女神の教室』というドラマをご存知ですか?
毎週月曜日の21時から放送されている、ロースクールを舞台とした青春ドラマです。
サスペンス好きなのが高じて、法律にも興味があります。
記憶力が悪いので覚えるのは難しいですが、『女神の教室』ではロースクールに通う生徒、講師の苦難を中心に、いろんな判例を分かりやすく説明してくれるので、素人でも楽しく見ることができます。
犯罪や法律についてはこういう場ではあまり触れたくないので、横に置いておいて。
先日放送された『女神の教室』では、優秀な裁判官である柊木雫のロースクール時代の成績について触れられていました。
柊木雫は裁判官として活躍していましたが、急な辞令でロースクールの講師となります。
司法試験に合格した人は、裁判官、検事、弁護士のいずれかの職につきますが、実は成績によってなれる職業が変わってくることをご存知ですか?
裁判官は司法試験に合格した人のなかでも最も優秀な成績を収めた人にしかなれない、エリートコースなんです。
そんな柊木は暗記が大の苦手で、ロースクール時代の成績は落ちこぼれレベルでした。
しかし、あるときを境に急に成績が上がったんだとか。それは柊木の授業を見ていれば分かるとも。
柊木の担当授業は実務演習で、判例を用いて自分ならどうするかを考えさせ、生徒同士でディベートをする授業になっています。
実際に自分で考えさせることで、法律や判例への理解を深めるわけですね。
わたしも暗記が大の苦手で、学校の授業ではまったく成績が上がらなかった身なので、この話に大いに共感してしまいまして。
学校の成績が悪い人って、たんに頭が悪いってより、学校の授業があっていないだけの人もいるんですよ。だから自分にあった学習方法が見つかれば一気に成績があがる可能性があるんですよね。
『女神の教室』でも柊木の授業のおかげで成績が上がった生徒がいました。
いまはパニック障害の影響で車に乗れないわたしですが、車の免許は持っています。
実務ももちろん緊張しましたが、問題は学科試験です。車を運転するためには多くのルールを学ばなければなりません。
標識の種類、道路標示、曲がるときのルールなど様々なことを覚えなければならず、教科書を読むだけではまったく覚えることができませんでした。
実際、学科試験をパスできずに不合格となる人もいるらしいです。
しかし、わたしは一発合格をして免許を取得しました。
なぜ学科試験をパスできたのかというと、ゲームで学べるシステムがあったから。
興味のないことってなかなか覚えられないですよね。
教科書を読んでも頭に入らない人は暗記が苦手なんだと思います。
でもドラマや漫画、ゲームなどで楽しみながら覚えたらいかがでしょう?
気づけば自然と頭に入っている人は多いんじゃないかと思います。
わたしの通っていた自動車学校では「車を走らせている道中に2択問題が出題され、正解を選ぶと無事にゴールに到着する」というゲームを採用しており、楽しみながら学科を学べるようになっていました。
2択なのでどちらが正解かを覚えやすいし、身体を動かすことでその動きと関連付けて覚えることができ、効率よく学習できたと思っています。
楽しむことともうひとつ大事なのが、関連付けて覚えるってこと。
大河ドラマでは役者と登場人物の名前を関連して覚えられるから、文字で名前を覚えるよりもはるかに頭に入りやすいだろうし、ゲームでは選択肢の位置や効果としてルールを学べるのでより覚えやすくなります。
わたしは「理解を必要としない教科」が特に苦手で、社会は日本地図も言えないくらいなんですが、『ヘタリア』という漫画を読んだおかげで国を覚えられたし(一部ですが)、連合国や枢軸といった概念も覚えることができました。
好きな漫画であること、国の特徴を(大げさに)表現したキャラクターの名前として国名を覚えることができたため、強く頭のなかに残りました。
この知識はもう一生忘れないと思います。
だから『女神の教室』に出てくる落ちこぼれの生徒たちもきっと、実務授業を通して成長していくんだろうなと毎週楽しみにしているのです。
もちろん恋の行方も気になってはいますが……。誰と誰がくっつくのか楽しみですね!