今週のお題「SFといえば」が面白そうなので、参加します!
ネタバレはしていませんので安心して読んでくださいね。
SFって面白い作品が多いですよね。
映画をとってみても、SFやファンタジー作品が話題になる傾向にあるような気がします。
これは現実の世界に疲れた、嫌気がさしている人が多いことを示唆しているのではないかと思います。現実世界とはかけ離れたもの、刺激、好奇心、感動、それらが全て詰まったものがSFではないでしょうか。
わたしもSFやファンタジー作品が大好きで、持っている漫画、小説にはそういうものが多くあります。
宇宙、UFO、超能力、幽霊、電脳世界、タイムリープなど。
未知のものって好奇心を煽るとは思いませんか?
知的好奇心というものは自分の意志では抑えることなんてできません。
それは睡眠欲、食欲、性欲とおなじように、人間に備わっている本能だからです。
SFはそこをうまく突いているジャンルだと思います。
E.T.
記憶の中で一番古いSF作品といえばE.T.です。
幼いころに見たので細かい部分は覚えていませんが、宇宙人(E.T.)を拾った少年が、E.T. の存在を隠しながらUFOが迎えに来るのを待つ映画だった気がします。たぶん。
一番印象に残っているのは「E.T. オウチに帰る」といったセリフ。
当時は何も考えないで見ていましたが、いま思うと、宇宙人にもホームシックがあるという人間味を感じるシーンなのではないかと思います。
宇宙人が攻め入ってくるようなパニックホラーとは違い、E.T. は宇宙人との友好関係を描いた作品。その人間味が見ている人たちに親近感を沸かせ、シンパシーを感じる手助けをしているのではないかと、稚拙ながら思います。
SFは科学が進歩したいまでも人気のジャンルですが、ドラえもんやスターウォーズなど、昔のほうがよりその傾向が高い気がします。きっと未知のものへの憧れがいまよりも強かったのではないでしょうか。
.hack//
SFと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やっぱり.hack//です。
.hack//はゲームの中にプレイヤーが取り込まれてしまったり、ゲーム自体に自我が存在する話なので、SFと呼んでも遜色ないでしょう。
(.hack//の主体はゲームですが、わたしはそのゲームをプレイしていません。悪しからず)
初めて見たのは2002年に放送された『.hack//SIGN』というアニメでした。
ゲームのなかに取り込まれ未帰還者である司が、ゲーム内で仲良くなった仲間たちと協力し、現実に帰還しようとする物語です。
某SAOのような王道ファンタジーというよりは、どちらかといえば謎を解いていく要素が強く、考察好きのオタクが好むような内容だったと思います。
なおかつ、SIGNの雰囲気はとても鬱蒼としていて難解な物語で、最終回を迎えてもまだ謎が残っているというミステリー要素もあり、それがわたしの好みど真ん中だったんです。
さらにこのSIGNには後のシリーズへの伏線とかもあったりして。シリーズとしての完成度も高い作品だと思います。
あの時代(2002年)はネットゲームというのはまだ主流ではなく、むしろ知らない人のほうが多いんじゃないかってくらいの時代。そんな時代にネットゲームを舞台にした作品を作るなんてスゴいし、それだけで興味をそそられる作品でした。
もう一度見たいと思う作品ってあまりないんですが、.hack//シリーズは何度でも見直したいと思える作品です。
Detroit: Become Human
アンドロイドが人権を求めて人間と戦うゲームです。
物語は家政婦のカーラ、刑事のコナー、プロトタイプのマーカスの3人のアンドロイド視点で進んでいきます。
人間から迫害されるアンドロイド。そんな境遇から脱しようと奮闘する主人公たち。
アンドロイドが自由を求めて人間と戦うといった作品は数多くありますが、ゲームになったことで主人公へのシンパシーをより感じやすくなっていると思います。
とくに後半のマーカスとコナーが初めて顔をあわせたシーンは、盛り上がりの絶頂。めちゃくちゃ興奮しました。
マルチエンドなのでいろんなエンディングを見られるのもゲームの良いところですよね。
↑はわたしの好きなゲーム実況者、キヨ。さんの動画です。
何度見ても泣けるとても素晴らしいゲームなので、ぜひ見てみてください。
最後に
パプリカ、ルーシー、ダイバージェントなど、他にも好きなSF作品はたくさんあります。
SFといえば宇宙人やタイムループものが多いですが、どうやらわたしは電脳世界やAIもののほうが好みのようです。
「もしかしたら現実に起こるかもしれない」というところがまた面白さを引き立てるのかもしれません。ただ興味のある分野だからかもしれませんが……。
面白いSF作品があったらぜひ教えてくださいね。