今週のお題は「乗ったことがある動物」ってことらしいけど、動物に乗ることなんて人生のうちに一度あるかどうかって話だよね。普通に生きてたら乗る機会なんかないし、かなりアクティブな人でないと体験できないんじゃないかと思う。
かくいう私は非アクティブ人間ですが、一度だけ馬に乗ったことがあります。
あれは子どもの頃、小中学生くらいだったかな? どこかの牧場で乗馬体験をしました。
係の人がずっと付き添ってくれるタイプのやつで、馬も人に慣れてる子だったから、子どもが少し乱暴にしても暴れることもなく、安心安全に乗馬を楽しめました。
まぁ楽しんだことよりも、高すぎて怖かったことばかり覚えてるんですけどね。
馬の背って想像以上に高いんですよ。見下ろすと頭がクラクラしてくるくらい高い。
しかもギャロップでお尻が浮くたびに足が強張って、降りたときにはフラフラになってるわ、汗だくだわで。高所恐怖症の人には罰ゲームにも等しい行為だと思います。
あと鐙に足が届かなくて、乗るのも一苦労。足が届いたとしても片足で身体を持ち上げないといけないし、自転車のけんけん乗りもできない人間には到底無理な話でした。
子どもだったから持ち上げてもらえたけど、今だったら絶対に乗れないだろうな。
私を持ち上げてくれる巨人がいれば別だけど……。
乗馬をしている人はみんな優雅で簡単に乗っているように見えるけど、実際はめちゃくちゃ大変なんだなって子どもながらに感心しました。
あと騎士には高所恐怖症の人はいないことが分かった。