コミュ障をこじらせすぎた結果

コミュ障とは、他人とのコミュニケーションが上手くとれない人のことをいいます。

実はこのコミュ障には2種類あることをご存知ですか?

 

一般的にコミュ障と呼ばれてるタイプは、他人と話すのが苦手であまり話さない自己主張の苦手なタイプですが、これとは真逆の他人との距離が分からずグイグイ来る、自己主張の激しいタイプもコミュ障になります。

 

わたしは前者のタイプのコミュ障です。いわゆるオタクといわれる人たちは、このタイプのコミュ障の方が多いのではないでしょうか。

逆に、後者のコミュ障はいわゆる陽キャに多いタイプだと思います。

親しき中にも礼儀ありを守れない人が多く、おなじコミュ障でも相容れない存在です。

 

 

オタクになるとコミュ障になるのか、コミュ障だからオタクになるのか。

それは分かりませんが、コミュ障であっても良いことなんて1つもありません。

 

とくにわたしはコミュ障をこじらせすぎて困っていることがたくさんあります。

 

 

会話が続かない

コミュ障の悩みといったら、まずはこれじゃないでしょうか。

他人と何を話して良いのかがまったく分かりません。そもそも、おなじ趣味をもっているのならともかく、共通の話題もないのに話が続くはずがないんです。

コミュ障でない人は、いったい何を話しているんでしょうか?

TVの話? おしゃれなカフェの話? 美味しいスイーツの話?

どれも興味がありません。

 

わたしの好きなTV番組はサスペンスドラマクイズ番組ですが、同年代の人はそんな番組ほぼ見ていません。むしろ、人気俳優が出ているトレンドドラマを見ているでしょう。

仕事が終われば家に帰ってゲームをしているのでカフェなんて行ってる時間もないし、スイーツを買うお金もありません。

はっきり言って詰んでます。

 

もちろん、どうしても仲良くしたいと思う人がいれば相手の好きなものに興味をもとうと努力はしますが、まずそういう人が現れない。

好きでもないものに興味をもつというのは、多大な時間と労力がかかるわけで。

それだけの時間や労力を誰にでもかけられるわけではありません。

そして、それは向こうもおなじでしょう。ゲームの話を一緒にしてくれた人なんていませんでしたから。

 

 

 

話しかけて良いかが分からない

「会話が続かない」の前段階の話。

まず他人と仲良くなるには話しかけることが必要不可欠ですが、そもそも話しかけることに躊躇してしまいます。

話しかけてもどうせ会話が続かないからっていうのもありますが、そもそも自分が話しかけても良いものかが分からず、悩んでしまします。

 

それはネット上でもおなじで。

悩んでいる人がいたり、落ち込んでいる人がいると、話しかけてみようかなとは思うものの、「お前じゃねーよ」と思われないかが心配でけっきょく話しかけられません。

よくあるんですよ。心配で声をかけてみたら「あなたじゃないです」って言われること。

そういう人って、特定の人物に向けてわざわざ書いてるんですよね。

 

まぁそういうことを言う人って一部なんだろうけど、口にしないだけでそう思ってる人は実はたくさんいるんだと思う。

そう考えるとますます話しかけづらくなって、終始無言ってことになってしまいます。

 

 

 

友だちができない

話しかけることもできないし、会話も続かない。そりゃ友だちできないですよね。

会話がなければ自然と離れていくだろうし、こちらから歩み寄ることもないのだから当然の結果です。

 

でも、わたしはそれで良いと思っています。

友だちがほしくないとは言いません。むしろほしいと思っています。

でもメリットよりもデメリットのほうが多くて、どうしても重い腰をあげられません。

 

正直な話、わたしにとって他人と関わることってとんでもなくストレスになるんです。

他人といると常に気を使っている状態になるし、会話をするにも相手が何を求めているかを常に考えて話さなければならず、ただただ疲れてしまいます。

周りに他人がいるだけで疲れてしまうので人混みが大嫌いだし、いつも隣に誰かがいると考えただけで頭が痛くなります。

それくらい他人と関わることが辛いので、一生友だちなんてできないと思っています。

 

ネット上なら平気だろうと思いきや……。

実際に対面するわけではないぶんストレスは軽減されますが、他はまったくおなじ。

ネット弁慶の人ってネット上だけでも交流できるんだからスゴいと思いますよ。

 

 

 

子どものころの出来事が大きいのかも

なぜ、こんなにコミュ障をこじらせたのか? と考えると、やっぱり子どものころの出来事が影響しているのだと思います。

もともと大人しく真面目な性格ではありましたが、コミュ障ではなかったのですよね。

きっといじめを受けていたことと関係があるのでしょう。

コミュ障になった人には、そういった背景があることが多いと思います。

 

だからいつも思うんですよね。

コミュ障の人を責めるのは間違っていて、コミュ障にさせた人を責めるべきだと。

ただ日本は加害者に優しい国なので、いじめをしている側にはなんの罰もありません。

それどころか、いじめられている被害者側に責任があると考える国なので、この先もずっとコミュ障の人間が作られていくのだと思います。

 

 

 

勇気と度胸がほしい

とまぁ、それは置いておいて。いままさに困っていることがあります。

 

Twitterのフォロワーさんに、落ち込んでいてツイートもずっとしていない方がいるんです。

その人とは仲が良いというわけではないのですが、たまに話しかけてきてくれて。

正直、わたしにはちょうどいい距離を保っていてくれている方です。

そのフォロワーさんにリプやDMを送っていいものか迷っています。

もし送るとして、どんな内容のものを送っていいかも分からないし、そんなに仲良くもないわたしが何かを言ってもノイズにしかならなそうだし……。

 

Twitterって、ときどきFF外からリプが飛んでくることがあるんですよね。

知らない人から声をかけられるとめちゃくちゃビビるし、すごく緊張してしまいます。

でもそれと同時にすごく羨ましいとも思うんですよね。

見も知らぬ人に声をかける勇気と度胸が、わたしにもあれば良かったのにと切に思います。

TOP