おとなになったら

今週のお題「おとなになったら」

 

大人になったら……。昔はよく思ってました。

「大人になったら、きっとサラリーマンでもやって普通の生活してるんだろうなぁ」って。

子どもの頃はテレビに出てる人か、周りの大人しか指標がなくて、どんな仕事があるのかも知らなかったし、将来の夢なんてものもなかった。

 

 

小学生の頃の将来の夢は「お花屋さん」

ケーキ屋さんと並んで、小学生にはよくある夢だ。

べつに花が好きなわけでもないし、本当に花屋になりたかったわけでもない。

ただ作文に書きやすかったから選んだだけだった。

 

そのあとも「作家か漫画家になれたらいいなぁ」と思ってはいたけど、本気で目指していたわけでもなく……。本が好きだし、絵を描くのも好きだったから「なれたらいいなぁ」と本当にボンヤリ思っていただけだ。

 

その延長線で専門学校に通ったこともあるけど、結局心が折れてやめてしまった。

性格のせいもあるかもしれないし、周りの本気についていけなかったのかもしれない。

 

 

まぁそんなボンヤリした生活をしていたから、こんな大人になっちゃったんだろうね。

いや、大人とはいわないか。成人だ。わたしはただの成人です。

 


でもさ、実際、この世界にどれだけ大人がいるんだろうね。

社会に出て、いろんな会社を渡り歩いて痛感したんですよ。

世の中にはわりと大人は存在しない、ただ身体がでかいだけの子どもばかりだって。

 

自分の思い通りにならないと癇癪を起こす奴、自分のミスを他人になすりつける奴、いじめをする奴、間違っているのに謝らない奴。

この世にはたくさんの大きな子どもが存在しています。

 

だから、そうならないように少しでも自分を律する。

「大人」の定義は人それぞれだけど、他人に迷惑をかけない、それだけで立派な大人なんじゃないかなって思います。

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