今週のお題「ゾッとした話」
夏の風物詩といえばなんだと思いますか?
やっぱり花火や風りn
そう、怖い話ですね。
この季節になるとテレビで怪談番組が増えたり、周りの人が怖い話をしだしたり、いろんなゲーム実況者がホラーゲームをプレイし始めたりと、世間が怖い話一色になります。
夏じゃなくてもホラーゲームばかりやってる人もいますが……。
だったらわたしも怖い話でもしようじゃないかと、このお題を選びました。
ということで、今日はわたしの恐怖体験でも話していこうと思います。
これは以前住んでいた家で体験したお話。
その家には子ども部屋がなく、あとから書斎として使っていた部屋をもらいました。
もともと子ども部屋として使われていなかったというのもあり、わたし以外のものも置かれたまま。大きなタンスが壁を占領していて、もともと狭い部屋をさらに狭くしていました。
それがいつ頃から起こり始めたのかは覚えていません。
いつからか、夜寝ていると耳元で誰かの息遣いを感じるようになりました。
その息遣いは常に一定で、何をするでもなくずっと耳元で佇むだけ。
怖くて目を開けることもできず、ただただやり過ごすことしかできませんでした。
わたしの部屋の大きなタンス、そこでも不思議なことが起こり始めました。
夜になるとタンスの裏からブチブチブチっという何かが潰れるような音が聞こえるようになったのです。
ゴキブリがいるのかと思って殺虫剤をまいても一向に収まる様子はなく、最後は諦めて放置しておくしかなくなりました。
他にも寝ているときに魂を抜かれるような、身体が浮くような感覚があったりして。
ずっとわたしの思い過ごしかなと思っていたんですが、新しい家に来てからは一度も起きていないので、あの部屋によるものだったんだと気づきました。
いま考えるとあれはラップ音だったのかもしれません。
わたしの知ってるラップ音とはかけ離れていたのでピンとこなかったみたいです。
でもよくよく考えてみると、ラップ音よりも潰れながら歩いてる虫のほうが怖いですよね。
母型が霊感の強い家系というのもあるのかな。
日常的に視線の片隅に黒いなにかが映ることもあって……。
飛蚊症かと思って一度見てもらったんですがなんの異常もなく、いまはもう気のせいってことにしています。深く考えると怖いから。
もうひとつ現在進行系で不安なのが、部屋に貼ってある御札。
手の届かない天井近くの壁に貼ってあるんだけど、それが度々剥がれそうになるんですよね。
それだけなら時間の経過で起こることだろと思うんですが、なぜか他の部屋に貼ってある御札は一度も剥がれかけたことがないんですよ。
なんでわたしの部屋だけ剥がれてくるのか……。マジで意味分からない。
誰か科学的に説明してくれないかなぁ……。