ほろ苦い思い出

今週のお題「ほろ苦い思い出」

ほろ苦い思い出といえば、失恋とか失敗のようなものを想像しちゃいますよね。

だから関係のない話だなぁと思っていたけど、どうやらド直球に味の話でもいいらしい!?

それなら参加してもいいよね! ってことでやっていきます。

 

子どものころは苦手だったコーヒーやピーマンが、大人になったら平気になったという人は多いのではないだろうか。

 

子どもは味蕾という味を感じる器官が多いため、味を敏感に受け取りやすい。

だから苦いものに苦手意識をもつ子どもが多いとのことだ。

それが大人になるにつれ味蕾が徐々に減っていき、苦いものでも食べられるようになる。

つまり退化することで多くのものを食べられるようになるってことらしい。

 

 

 

私にも成長してから食べられるようになったものがたくさんある。

なかでも、いま思うとなぜ嫌いだったのか分からないのがオレオです。

そう、ナビスコのあのオレオである。

あの苦味とクリームの淡い甘さが最高のオレオだけど、子どものころはあの苦さがまるで炭を食べているかのように感じて、どうしても好きになれませんでした。

 

それが成長するにつれ「苦い」が「ほろ苦い」にすり替わり、美味しいとさえ感じるようになった。味覚の退化とは恐ろしいものです。

 

 

 

あ、食べ物意外にほろ苦い出来事があったので、ついでに聞いてください。

 

私が遊んでいるMMOというゲームは半永久的にアップデートされていく、終わりのないゲームです。しかしそれと同時に、ゲーム会社がサービスを終了してしまうと二度と遊べなくなるというデメリットも存在します。

かつてアルピエルというMMOがありました。

まだサービス開始から数ヶ月ほどしか経っておらず、遊んでいる間にも新しいキャラが追加されていくような状況で、はじめは楽しく遊んでいたのですが途中で詰んでしまい、お気に入りのキャラが追加されるまでお休みすることにしました。

 

その間にもいろんなゲームを遊んでみました。

べつのMMOをやってみたり、ソシャゲをやってみたり、PSO2に復帰してみたり。

お気に入りのキャラが実装されたことを知ってからも、他のゲームが一段落ついてからと放置し続けていました。

 

 

そうして気づいたときにはアルピエルはサービス終了していたのです。

 

数年でサービス終了するゲームはもちろんあります。小さいタイトルならなおさら。

でもさ、まさか遊んでいたタイトルがたった数年で終了すると思う!?

使ってみたかったキャラがいたのに、他のことに夢中になっていたせいで機会を逃してしまった。それが残念でしかたありません。

 

「思い立ったが吉日」この言葉を強く胸に刻んだできごとでした。

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